様変わりする収納スペース

近年、建築業界は人手不足が続いていると言われています。
そのため、建築費自体が高騰し、マンションなどを建てる際にも部屋の作りをシンプルにし、収納スペースを設けないところが増えているようです。
ですが、入居する側から言わせてもらうと、収納スペースの乏しい部屋ほど使い勝手が悪いところはありません。
それでも、購入しやすい、借りやすい価格を維持するためにはそうしなければならないのが、不動産会社の事情なのです。

そんな、「収納スペースが欲しい」「もうひと部屋欲しい」という希望を叶えてくれるのが「トランクルーム」です。
トランクルームとは、温度や湿度管理の行き届いた、それだけでなくセキュリティーまでもが付いたレンタル収納庫です。
畳半畳分から借りることが可能で、棚も仕切りもない仕様の部屋もあれば、ウォークインクロゼットのようにポールがあり、衣服を収納することに特化した作りのものとさまざまで、利用する側が価格や広さを選ぶことができるのが特徴です。

ですが、上記のような建築界の思惑から、トランクルームも様変わりしてきているようです。
以前は、多くの人が物置や倉庫として利用していましたが、「もうひと部屋欲しい」という感覚の人が増えたことから、「部屋」のイメージへと変わってきているところも多いのです。
窓があったり、ロフトのような作りになっていたりと、ただ、ものを収めるためだけに使うのではなく、収めたものを、「部屋」にいるような感覚で楽しんでもらえるような作りを心がけている施設が増えているのです。

そうしたサービスを含めて、どういった収納スペースを選ぶか、どう利用するかを考えるのは、「倉庫」として見るよりも楽しいのではないでしょうか。
トランクルームが、一時的に不要なものを収めておくための収納庫であることは変わりませんが、使う側の選択によって文字通り「もうひと部屋」として使うことができるのだとしたら、部屋が広くなるだけでなく、楽しみが増えるということなのかもしれません。

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